総合保険代理店のR&C(東京)が、愛猫を飼っている人たちを対象に行ったアンケート調査結果が発表されました。調査には、全国の20~60代の男女3,000人がインターネット上で回答しました。調査は昨年12月26、27日に実施され、猫の鳴き声「ニャン」の語呂合わせから「猫の日」とされる2月22日を前に、調査結果がまとめて公表されました。
調査結果によると、猫を飼う家庭での平均的な費用は、猫の寿命にかかる15~20年間で約264万円になるそうです。その内訳を見てみると、食費が最も高く、平均64万4885円(月額3,515円)になっています。次に医療費が平均46万8419円で続き、高額な出費になる傾向があります。また、冷暖房費も無視できない額になっており、冬場の暖房費が平均39万3363円、夏場の冷房費が平均26万2038円かかるとされています。
ペットフード協会によると、2021年の猫の新規飼育数は48万9000匹で、前年比で6%増加しています。新型コロナウイルス禍の影響もあってか、猫の人気は高まっています。しかし、20年度の環境省の調査によると、飼い主からの引き取り数は約1万匹に上っているそうです。
この調査結果を通じて、猫を飼うことに慎重になるきっかけにしたいとR&Cの担当者はコメントしています。猫を飼う上で、十分な情報を得て費用を見積もることが大切です。また、健康管理のための定期的な健診や、必要な場合には治療費がかかることも覚えておきましょう。
最後に、猫に関する情報を付加します。猫は、犬と並び人気のペットです。猫は独特の性格や表情が魅力的で、癒し効果があるとされています。また、猫は比較的小型で飼育しやすく、独立心が強く適度な運動が必要なため、忙しい人にも適しているとされています。ただし、猫には種類によって健康上の問題や性格の違いがあり、飼い主にとっては注意が必要です。猫を飼う前には、専門書やインターネットなどで情報収集を行い、飼い主としての責任を持って適切に飼育することが大切です。
ソース:https://mainichi.jp/articles/20230216/k00/00m/020/319000c
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